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あの世で罰を受けるほど

 おまえは何故このことに気付けなかった? 國を離れたおまえを屠ることがあまりにも私にとってたやすいことであるということに。 或いは気付いていて、それでもおまえはおまえの誇りを取ったのだろうか。確かめることも叶わない。 嗚呼、私はそういうおま…

無題のぶんひこ

そういった曖昧な関係に身を任せるのも悪くないかもしれない。今この瞬間、この平和な季節にはそう想うことも赦されるような気がした。どれだけ失われやすいものだと知っていてもそう思う己を否定はできなかった。本当にらしくもない。こういう私の何処か地に…